『埼玉・セブものづくり人材育成プロジェクト』に参画
2016年10月27日、埼玉県が取り組んでいる『埼玉・セブものづくり人材育成プロジェクト』に参画し、フィリピン・セブ州の現地学生をインターンシップとして受け入れました。
午前中は、日本の建設業の仕組みについて説明しフィリピンとの違いについて意見交換を行いました。
午後からは、泥濃式推進工法により老朽化した水道管を耐震性に優れた管に取り替える工事作業所と老朽化した下水道管に特殊な樹脂の不織布からなる材料を挿入し、古くなった管の中に新しいパイプを作る工事作業所の2カ所へ行き、実際に日本の建設技術・工法を見学しました。今まで見たこともない建設機械や工法に驚いた様子でした。
日本の伝統的な「ものづくり精神」に基づく技術や思考方法をフィリピンの現地学生に伝え、産業の発展に寄与する高度人材を共同で育て、両地域の経済を活性化させるという本プロジェクトの目的達成の一助になれば幸いに存じます。