所長までのキャリアビジョン

施工管理者を志す人が必ず目標にする所長。
そこに至るまでのプロセスの一例を紹介します。

平岩建設の所長とは

建設現場のプロジェクト全体の施工管理を担う、現場監督ともいわれるポジション。国家資格である施工管理技士の取得が必須で、豊富な知識と現場経験を活かし、現場内の施工業務におけるすべての管理を任される、非常に責任の大きい立場です。

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所長までの道のり

所長として現場を任されるまでの期間には個人差があります。所長になるためには、知識や経験はもちろんのこと、社内・職人・施主様などの現場に関わる多くの人からの信頼を積み重ねていくことが大切になります。ここではこうした信頼を獲得し、所長になるまでのモデルケースを紹介します。

入社

社会人として必要なマナーなどの研修を行う

新人

現場に配属され、仕事を学ぶ(OJT)

現場に配属され、先輩社員のもとで働きながら仕事を学んでいきます。最初は先輩からの指示をこなすことで精一杯になると思いますが、その中で少しずつ知識やノウハウを蓄えていきます。まずは「習うより慣れろ」です。焦らず、気負わず少しずつ現場の雰囲気に慣れていく期間です。

若手

部分的に業務を任され始める

現場での業務を理解しはじめたら、例えば安全管理や部分的な施工管理など、少しずつ所長業務のサポートを任されるようになります。職人とのやりとりや自分の判断が求められることも増え、責任が増しますが、同時に「現場で働いている」という実感もより強く感じるようになります。

中堅

プロジェクト全体を管理する能力を養う

多様な業務を経験し、ある程度のキャリアを積むことで、プロジェクト全体を見渡す力が身につきはじめます。施工管理技士の資格取得、所長補佐として管理業務全般の担当、下請施工での所長の経験など、現場内でも責任の大きい仕事を任され、「自分が現場を動かす」という意識も必要になってきます。

所長

大事なことは、建設現場の環境づくり

資格を取得し、会社からプロジェクトの所長に任命されたら、いよいよ所長としてのキャリアのスタートです。これまでの経験を生かしながら、品質・工程・原価・安全を確保するための環境づくりを心がけて、プロジェクト全体を先頭に立って進めていくことが求められます。

その先へ

より大きなプロジェクトへの赴任・後進の育成など

所長になることはゴールではなく、むしろ施工管理者としてはスタート地点とさえ言えます。所長としてのキャリアを積み、大きなプロジェクトを任されたり、後進の育成を任されたりと、社内外においてより大きな任務を引き受けることになっていきます。

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